アメリカで興った広報サービスが日本に登場し、早や50年余りが過ぎようとしています。日本を代表する大手企業や外資系企業を中心に国内のPR会社はその個性と存在感をアピールしてきました。「広告代理店」を表舞台に、「広報代理店」は黒子役に徹し企業のコミュニケーション部門を支えてきたのです。
PR会社は、広報の代理会社として企業が扱う固有の資源を世の中に送り出していくために必要なノウハウを提供する活動を行っています。企業活動において意外と見落とされがちなのが消費市場を支える生活者の視点です。こうした社会のツボを押さえた広報の専門家として広報力を企業に提供し、企業力を高めていくコンサルティング会社であるとも言えます。